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第４４話：脳無し｜タカシの野望への第一歩【ギフト±５巻】
タカシによって拉致監禁され、ひどく怒っていた院長。
しかしドレスをまとった環の姿を見て様子が一変、ひどく動揺し始めます。
正体を知ってからも信じられない様子で彼女をみつめ、そしてタカシへと再び怒りをぶつけるのでした。
でも、その怒りの理由は拉致したことよりも環の格好にあるようで。
自分への当てつけ、恨みなのかと言ってみたり、母親の服を着せて仕立て上げるなんてと言ってみたり。
しまいにはお前の母親には悪いことをしたかもしれないってさ、一体どういうことですか！？
新情報ばかりでさっぱりですが、今まで謎に包まれていたタカシの母親について情報なのは確か。
どうやらタカシの母親は秋光家で酷い目に合わされていたようですね。
でも、今回の目的は復讐ではありません。
タカシとって環をドレスアップしたのには別の理由があるのです。
そして院長である叔父を拉致したのにも…。
どうでもいいと言い切りつつ、彼が最も許せないこととは？
ズバリ、院長が能無しでそれに対する自覚すらないという事。
おじさん相手にこれほどまでの侮辱をするということは、それなりの理由があるわけで。
極秋会病院に中国からの患者が増えていたのには理由がありました。
梨世先生を通じて仕掛けたウイルスによってタカシが掴んだ情報とは、院長が中国本土の闇組織との繋がりがあるということ。
さらに分かったのは院長が知らないところで闇の臓器移植が極秋会病院内で行われているということでした。
利用された挙句、自分の知らないところで大問題が起きているなんて…。
これは能無しと言われても仕方がないでしょう。
タカシの目的は院長を破滅に追い込み、そして再起不能にすること。
これで目的達成かと思いきや、さらなる高みを目指すようで。
環を連れて挑んだ次のステージとは？
裏社会で行われる臓器ビジネスの闇…！
ギフト±（プラスマイナス）
作者：ナガテユカ
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配信サイト：まんが王国
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